月別: 2016年3月
カポエイラは、たたかいだ。
こどもカポエイラクラブのれお君が、大人の人たちのジョゴを見て
「カポエイラって たたかい みたいだね」
と言いました。
そうです!カポエイラって闘いでもあるんですね。
カポエイラのluta(格闘)感、れお君発見したみたいです。
カポエイラクラブで練習したら、カードにシールを貼っていきます。
れお君とりく君、1枚目のカードをコンプリートできました!!
いっぱい練習して、いっぱいシールもらいましょう◎
2015ブラジルリポート④ アカデミア2015
今回は我がグループ、コハダン・ジ・コンタスの本部アカデミア(道場)のことや、それにまつわるエピソードなどをリポートをします。
アカデミアには、今や日本支部からもたくさんの人が訪れ、滞在記を書いています。
私が一番最初に本部のメストレのお宅、そしてアカデミアにお世話になったのは2009年の4月、その時に受けた衝撃と思い出については、もしまた機会があれば書きたいと思います。
今回のアカデミアの印象は
− 来る人 去る人 戻る人 −
といった感じでしょうか。
アカデミアの歴史と共に、その時代を構成するメンバーの世代があります。
メストレ・デシオを筆頭に、重鎮のメストレ勢。
そしてガファイニョットと同じ世代、子どもの頃から20数年コハダン・ジ・コンタスで稽古をしている皆さん。
その次の次くらいの世代が中心となって、クラスを受け持ちカポエイラを教えています。今一番グイグイ来てるメンツではないでしょうか!
この世代のひとり、2009年当時はやんちゃな男の子で、カブトムシをそーっと頭にのせてビックリさせてみたり、枕投げして遊んだり、もちろんカポエイラのジョゴを一緒にしたパウリーニョ(プロフェッソール・グリフォ)。今回、アカデミアでメストレに「Oi パウリーニョ、グァリカーナとジョンゴ(農作物の豊穣を祝うダンスのこと)してみろ。」と急に振られ、ちょっとだけジョンゴのステップを踏んでみました。向かい合って踊るのですが、パウリーニョはものすごく背が高くなっていて、ダンスのリードをしてくれる、すっかり青年になったパウリーニョを目の前に、なんだかお互い照れてしまいました。
パウリーニョのすぐ上のお姉ちゃん、サヨナラ(プロフェッソーラ・ヒピーナ)と初めて合った時は、屈託のない笑顔で、ポルトガル語が分からない私と一生懸命コミュニケーションをとろうとしてくれました。今でも唯一さし向かいで語れる存在です。
この2人の上にお兄ちゃん、コンドルがいるのですが、何年か前にコハダン・ジ・コンタスを去りました。この兄弟は本当にカポエイラが好きで、毎日アカデミアに来ていて、コンドルは驚異的な身体能力の持ち主でした。カポエイラをやめてしまったことはとても残念です。

女性カポエイリスタでもうひとり、ペニーニャについて。
ペニーニャはとにかく強かった、という話をかねてから聞いていました。ガファイニョットと同じく日本に拠点を移したプロフェッソール・ピエダージが、かつてペニーニャが男性相手に勇ましくカポエイラをするさまを
「ブーン ブーン!! バッ バッ!! バッ バッ!!!」(すべて擬音)
と表現していました。
ご主人である、これまた凄いといわれるバレンチもずいぶん前にコハダン・ジ・コンタスを去っていて、その後教会の仕事に従事していました。その関係もあり、ペニーニャを以前教会でお見かけしたことが。その時は初対面の挨拶だけ交わしました。2014年頃から娘さんを連れカムバックし、2015年には本格復帰。サバサバとしているけれど女性らしく、切れ味のいいカポエイラのスタイルと人柄がとてもかっこいいです。
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